「子供の教育や老後のために投資を始めたいけど、いくら貯めてから始めればいいの…。」
こんな悩みをもっている方は多いです。
投資はその気になれば、いつでも始められます。
しかし計画的かつ安心して始めたいのであれば「生活防衛費」を貯めてから、がオススメです。
「生活防衛費」とは何か、そして目標に向けて貯金する方法とは何か。
今回の記事は以下の方向けに書いています。
- 投資を始めたいけど、いくら貯金したらいいのかわからない。
- 投資のためにお金を貯めているけど、節約が辛い。
安心して投資を始めたいのなら「生活防衛費」を貯めよう!

「生活防衛費」とは、「今の生活を3~6ヵ月続けられるお金」です。
つまり、生活防衛費=1ヵ月の出費×3~6(ヵ月)、ということです。
では、なぜ生活防衛費を貯めてから投資を始めた方が良いのでしょうか。
現在は、投資信託などの少額からでも投資を始められる制度があります。
そのため今月から1万円を出して始めよう、ということも可能です。
けれども何の蓄えもなく急に投資を始めることは、想定外の出費があったときなどに危険です。
一方で「投資をするにはお金がたくさん必要だ」と考える方もいます。
けれども投資の初心者が、多額のお金で投資を始めることも非常に危険です。
とにかくお金を貯めることに必死になり、一向に投資を始められない方もいます。
そこで、計画的かつ安心して投資を始めるために、
生活防衛費を貯めてから始める
生活防衛費が貯まっていれば始める
ことをオススメします。
生活防衛費を貯めるために、まず自分が1ヵ月に何円の出費をしているのか正確に知りましょう。
1ヵ月の出費がわかれば、生活防衛費がわかり、あとは貯金するのみです。
生活防衛費を投資の始める基準にしてください!
貯金をするために最も重要なことは「目標設定」

「そもそも節約が苦手なんだよね…。」
「貯金のために節約をして我慢!と思っても、逆にストレスが溜まって結果お金を使っちゃう…。」
貯金=節約、節約=我慢、我慢=ストレス
貯金を節約と考えている方が陥りがちな考え方ですが、この考え方ではなかなかお金が貯まりません。
貯金をするために最も重要なことはいかに我慢して節約するのかではなく、目標設定です。
目標設定は、たった2つのことを決めるだけで大丈夫です。
その二つが、①金額、②期間、です。
投資を始めるための貯金であるなら、金額は生活防衛費です。
期間は、自分の1ヵ月の出費をみたとき、何円なら我慢せず貯金に回せるのかを計算します。
その額が分かれば、毎月その額を貯めたら、何か月で生活防衛費が貯まるのかがわかります。
明確に目標金額と貯まるまでの期間がわかることで、「理想の未来に近づいている感」が生まれます。
貯金をするうえで、このような感覚をもつことは非常に重要です。
辛くない!?お金を貯めるテクニック3選を紹介

とはいえ、毎月貯金に回せる額があまり多くないという方も多いと思います。
そこで辛くないお金を貯めるテクニック3選をお伝えします。
- 投資仲間・貯金仲間をつくる。
- コンビニATMより銀行ATMを使う。
- 固定費を見直す。
投資仲間・貯金仲間をつくる。
最も効果的で、ストレスなく貯金ができる方法です。
仲間がいることで、自分のモチベーションが高まります。
更に貯金仲間と過ごす時間を増やせば、行く場所や買う物など消費をお互いに制限し合うこともできます。
楽しく貯金をする、一番の方法です!
コンビニATMより銀行ATMを使う。
こんなちょっとのこと、と思われるかもしれません。
しかし小さな額にもこだわっていくことで、自らのお金の使い方が磨かれていきます。
額の大きな浪費はもちろん無くなり、更に小さな額を貯め続けることで貯金に対する自信も生まれます。
貯金のついでに、お金の使い方を根本的に見直したい人にはオススメです!
固定費を見直す。
固定費を見直すのって、面倒に感じますよね。
しかし一度見直してしまえば、それ以降、月に何千円、何万円とお得になります。
「面倒だけど見直しをしないといけないと思っている」
そんな方は貯金のために固定費を見直してみるのも良いでしょう!
固定費といえば、保険代、光熱水費、スマホ代などがあります。
一番見直しやすく、金額が変わるものはスマホ代でしょう。
夫婦で見直したら年間18万円も違ったという例もありますので、スマホ代を見直したい方は以下の記事をどうぞ↓
楽しく「生活防衛費」を貯め、計画的かつ安心して投資を始めてみましょう!
- 計画的・安心して投資を始めるなら、まず「生活防衛費」を貯める。
- 生活防衛費=1ヵ月の出費×3~6(ヵ月)。まずは1ヵ月の出費を知る。
- 貯金に大切なことは我慢ではなく、目標設定。
- 目標設定で大切なことは、金額と期間を明確にすること。
- 楽しく貯金をするテクニック3選:「投資仲間・貯金仲間をつくる。」「コンビニATMより銀行ATMを使う。」「固定費を見直す。」