所得税ときくと、何となく給料から引かれている税金だなっていう印象ですよね。
会社員の方だと、給料から天引きされて、年末に年末調整があって…などそれくらいの印象だと思います。
しかし所得税や控除に知っておくだけで控除で支払う税金が少なくなったり、税金対策なんかもできちゃいます。
今回はそんな、ちょっととっつきにくい所得税についてわかりやすく解説します!
今回の記事は以下の方向けに書いています。
- 所得税について全く知らない方。
所得税を知るメリット

所得税は基本的には知らなくても問題ありません。
個人事業主の方なら確定申告もあるので、自然と知ることになると思います。
所得税を知っておくと、控除を受ける重要性やどんな税金対策をすればいいのかわかります。
「控除ってその分のお金が税金から引かれるの?」「保険に入ると控除受けられるって聞いたよ」
仕組みを知っていないと控除を受けるべきか、控除を受けて本当にお得になるのかわかりませんよね。
あと税金対策ときくと、お金持ちの人がやっているイメージがありますが、会社員の方でもできる税金対策はあります。
なかには税金対策をしたことで年間10万円近くお得になった!という方もいます。
所得税を知るメリットは実はしっかりあるのです。
所得税を計算してみよう!

所得税を理解するために必要な3つのキーワードをご紹介します。
所得税について知っておきたい3つの言葉
- 収入(年収)➡税金が引かれていない、会社が会社員に払う1年間のお金。
- 課税所得➡収入から様々な控除を引いた、税率が当てはめられるお金。
- 控除➡収入のうち税金がかけられないお金。
多くの人が勘違いしていることの一つに控除があります。
例えば、4万円の控除があったとして、支払う税金が4万円少なくなるわけではありません。
この場合、控除とは税率が適用される金額から4万円引かれるのです。
収入から給与所得控除や基礎控除が引かれた金額から、更に4万円が引かれるわけです。
収入によって税率が変わりますが、収入を500万と仮定しましょう。
4万円の控除を受けた場合、支払う税金は4千円安くります。
控除について理解出来たら、所得税の計算の仕方を見ても理解できます!
所得税の計算の仕方
所得税=(収入ー給与所得控除ー基礎控除ー各種控除[社会保険控除など])×税率
給与所得控除、基礎控除、そして税率は収入で決まるため、基本的にこちらが何かをすることはできません。
しかし様々な控除を受けることができれば、その分支払う税金は少なくなるのです!
現状、自分がいくら払っているか知りたい!という方は以下のサイトで簡単に計算ができますので、ぜひ試してください。
控除はその額が税金から安くなるんじゃないんだね!
税率が適用される金額(課税所得)が少なくなるってイメージだ!
所得税って知らなくてもいいんですけど、知ってたら税金対策とかもできます。
あと控除で超お得になる!的な怪しい営業トークに出会っても、本当にお得になるのか見抜けます!
所得税の計算の仕方など頭の片隅においておくだけで全然違いますよ!
会社員でもできる税金対策についてはこちらを参考にしてください↓
- 【やらなきゃ絶対損】ふるさと納税のすすめ!実は簡単な申告方法
- イデコについて
- 所得税について知っておくと、控除を受けられたり、必要な税金対策がとれる。
- 所得税を理解するには3つのワードを知ればよい。「収入」「課税所得」「控除」。
- 所得税=(収入ー給与所得控除ー基礎控除ー各種控除[社会保険控除など])×税率