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【知らないとマズい】確定給付企業年金と確定拠出年金の違いって?

ゆり子さん
ゆり子さん
確定給付企業年金と確定拠出年金!

やたら漢字が多いわね…。

それに確定拠出年金は聞いたことがあるけど、確定給付企業年金は初めて聞いたような…。

実は、企業が福利厚生の一環で行っている私的年金の積み立てには2種類あることをご存知だったでしょうか?

あなたが現在勤めている企業は確定給付企業年金でしょうか?それとも確定拠出年金でしょうか?

今回はそんな、とっつきにくいけど知っておかないとマズい企業の年金の話を簡単にします!

今回の記事は以下の方向けに書いています。

  • 会社で年金の制度を、よくわからず利用している方。
  • 老後の資産形成が心配な方。

確定給付企業年金ってなに?

目的別口座 貯まらない

確定給付企業年金とは、2002年に法律で施行されて始まった制度です。

確定給付企業年金とは、従業員が受け取る「給付額」があらかじめ決まっている年金の制度です。

企業が、従業員が納付した額(実際には天引き)に応じて、退職後にいくら支払うかを決めているのです。

企業は従業員から運用を任されたため、運用がうまくいかなかった場合、自社の利益を削ってでも社員に約束した額を支払わなければなりません。

これは確定拠出年金が広まる前の制度ですが、2018年時点では約900万人がこの制度に加入しているのです。

ゆり子さん
ゆり子さん
退職後に、納付した額よりも多く給付してくれるのなんて、従業員にとっては嬉しい制度ね!

でも、なんで今では確定拠出年金のことばかり耳にするのかしら。

そういえば確定拠出年金もイマイチわからないような…。

確定拠出年金ってなに?

疑問 女性

確定拠出年金とは、現在政府が推奨している私的年金の一つです。

NISAとともに、聞いたことがある人は多いのではないのでしょうか。

確定拠出年金を個人がするときはiDeCo(個人型確定拠出年金)と呼ばれます。

確定拠出年金は60歳までに毎月一定の金額を出して、投資信託や保険商品などを選んで、60歳以降に運用した資産を受け取るものです。

確定拠出年金を制度として導入している会社は、提携先の金融機関の商品から従業員に選んでもらい、毎月従業員の給料から決めた金額を天引きします。

ゆり子さん
ゆり子さん
そういえば、入社時にそんな説明もあったわね。

でも何を選べばいいのかわからなかったから、人事の人が言ってたようなものを選んだ気がする…。

確定給付企業年金と確定拠出年金の違い

Q&A パソコン

確定給付企業年金と確定拠出年金の違いは、退職後に還ってくる金額がわかるかどうかです。

確定給付企業年金は、従業員が支払った額に対して、企業が退職後に給付する金額を決めています。

企業は給付する金額を従業員に約束しているため、自社の利益を削ってでも約束した金額を給付します。

しかし確定拠出年金の場合は個人の責任で運用するため、企業は給付額に関与していません。

そのため選んだ金融商品によっては、積み立てた金額よりも多くお金が還ってきたり、場合によっては積み立てた金額よりも少ないお金しか還ってこないこともあります。

 

現在、老後2000万円問題といわれているなか、政府は私的年金の運用を後押しています。

今後は確定給付企業年金よりも、確定拠出年金の制度を採り入れる、または確定拠出年金の制度に切り替える企業が増えます。

そのため自身でどの金融商品を選ぶのか、がとても大切になります。

自分の選択によって老後のお金の余裕が大きく変わるため、周りに流されることなく慎重に選びましょう。

 

まとめ
  • 企業が扱う私的年金には確定給付企業年金と確定拠出年金がある。
  • 確定給付企業年金は、企業が退職後に支払う給付額が決まっている。
  • 確定拠出年金は従業員が金融商品を選び、企業が金融商品を購入、金融機関が運用するため、退職後にいくらお金が還ってくるのかわからない。
  • 政府は確定拠出年金を推奨しており、今後は個人がしっかりと金融商品を選ぶ必要がある。

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