将来設計について考えてみたことはあるんだけど、なかなか支出も収入も予測できなかったのよね…。
結婚や出産など、状況は変化していきますよね。
独身の頃とは違い、収入もパートナーと二人分あるけど、子どもができたら教育費や住宅ローンなど支出も増える…。
なかなか予測は難しいところです。
しかしライフプランをしっかりと立てることで、理想の生活を送るための収入や支出がわかってきます。
将来設計なしで無計画に人生を過ごすと、急な支出に対応できない、老後にお金が無くなるという事態にもなりかねません。
そうならないためにも、ライフプランをしっかりと立てましょう。
今回の記事は以下の方向けです。
- ライフプランを立てたいと思っているが、立て方がわからない人。
- 結婚や出産をしたので将来設計を見直す必要がある人。
ライプランを立てるときはまず「支出」を予測する!

家のローンや教育費、それに車の支出とかもちゃんと考えてるわよ!
どんな支出があるのかを想定することは大切です。
しかしライフプランを立てるときには、具体的に、支出を細分化することが大切です。
例えば、子どもの教育費を例にあげます。
- 子どもは何人ほしいと考えているか。
- 公立に通わせるのか、私立に通わせるのか。
- 塾に通わせることも考えているのか。
- 子どもは大学まで行かせてあげたいのか。
- 大学は県内か地方に行くのか、仕送りはするのか。
- 奨学金を借りた場合は、誰が返済するのか。
上記は想定の一例です。
そもそも大学に行くかもわからないし、近くの大学に行くのか遠くに行くのかも全然わからないじゃない!
確かに、上記の想定の一つ一つに対して想定をするのは難しいでしょう。
ただし最もお金のかかる場合を想定しておけば、その場合に備えて貯金をすることや仕送りは~円までしかしない、など対策ができます。
収支のバランスが崩れると、他の支出にも影響を及ぼし生活にも影響があります。
支出を早めに把握しておけば対策を立てることもできるのです。
他の支出について考がえるべき点をあげていきます。
家の支出
- 今の家賃はいくらか?
- ローンは月々いくらか?
- いつまでに支払うのか?
- 将来的に転勤や移住の可能性はあるのか?
車の支出
- そもそも車は必要なのか?
- 車が必要ならば、何台必要になるのか?
- 車のローンは月々いくらなのか、いつまでに支払うのか?
- 自動車税、車検、自動車保険は年間いくらなのか?
生活の支出
- 食費やその他の支出など、今の生活レベルを維持するために必要なお金はいくらなのか?
- 趣味やショッピングに費やすお金はいくらなのか?費やすことができるお金はいくらなのか?
このように細分化していけば、支出をある程度しっかりと予測することができます。
支出を予測しておくのとしておかないのでは、お金の使い方や貯め方が全く違います。
将来的にお金に困らないためにも、生活のために老後も働き続けることがないようにライフプランを立てましょう。
ライフプランを立てるときには「収入」も考えよう!

公立か私立か、塾に行かせるのか行かせないのか、大学生になったら一人暮らしするのか、そこまで細かく考えたことなかったわ。
支出を想定したら、次に収入についても考えてみましょう。
- 結婚していれば、どちらか一方の収入だけなのか、それとも共働きなのか。
- 出産後も働き続けるのか。
- 将来的に給料はどのように上がっていくのか。
- 退職年齢や退職金はどれくらいなのか
- 老後の年金はいくらなのか。
収入も把握できていれば支出との割合を考えて、月々いくら貯金しなければいけないのか、趣味などにいくらまで使えるのかがわかります。
ライフプランを立てず無計画に生活を続けると、最悪家のローンなどを子どもに背負わせることにもつながりかねません。
想定しづらいこともありますが、今のうちに考えられることは想定し、「将来的にこんな生活がしたい!」なども基準に想定しておきましょう。
「ライフプランの立て方が全くわからない…」という人は、お気軽にご相談ください!
現在プロのファイナンシャルプランナーが無料で相談を承っています!
- ライフプランをしっかりと立てないと収支のバランスが崩れて、理想的な生活が送れない、老後も生活のために仕方なく働き続ける、ということが起きる。
- 支出は細分化して想定する。
- 様々なパターン(公立か私立か、など)があるので、最も支出が多い場合を想定する。
- 収入も細かく想定する。
記事監修:渡邊建介
愛知県在住のファイナンシャルプランナー。年間約100世帯以上のライフプランを作成。